新年明けましておめでとうございます。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会の門脇 圭です!
(門脇の詳細プロフィールはこちら!)→
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本年も皆様に有益なご案内や情報を提供させていただきますので、よろしくお願いします。
2017年は3月(予定ですが。。。)に「設備保全人材育成セミナー」や、「品質10倍向上セミナー」(4月)、「すべての現場設備、まるっと見える!!化セミナー」(6月)などなど現場でお困りを解決出来るヒントを提供させて頂きます。
セミナーや勉強会、無料提供の資料、事例集などはこの「Weekly 現場カイゼンブログ」のみで配信しますので、毎週お見逃しなく!!!特に勉強会、セミナーは毎回あっという間に席がなくなってしまいます。毎週20,000人以上に配信しております。先着順ですので、お見逃しなく!!!
セミナーの参加予約は今日から受け付けていますので、このメールに返信してください。
日程はまだ決まってませんが、予約は可能です!!
こんな内容、あんな内容もやってほしい!などのリクエストも受け付けています!!!!
今週も、「トヨタ 仕事の基本大全」という中経出版社が発行している本の中から、生産現場、物流の現場でお仕事されている方々にお役に立てる情報を、毎週1回当研究会の研究員から配信するものです。
「トヨタ 仕事の基本大全」という本の詳細はこちらです。
https://a.k3r.jp/a_sol/1861E5984B55
今週は
CHAPTER1 LECTURE10「人を責めずにしくみを責める」です。
年末から年明けに、休暇を頂き一家4人でベトナムのリゾートで「ニャチャン」という所で年越しをしておりました。
(ニャチャンの情報はこちら↓)
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初めてのベトナムであり、少し贅沢をして有名な5つ星のリゾートでしたのでものすごく期待
をして行ったのですが・・・・・
結果は毎日3回くらいイラッとする事が起きました・・・・・
それはなにかと言いますと、
その1 コンシェルジュにて・・・・・
年賀葉書をホテルから投函してもらうように、コンシェルジュへお願いしました。年賀葉書と言っても3通です。すぐに出来る事だと思っていたのですが、「確認しますのでお待ち下さい」と20代前半の女性。英語も流暢です。ポストに投函するだけの簡単な依頼をお願いしただけだったのですが・・・1日経ち、回答も連絡もありません。再び再度聞いたところ、結果「そういうのやってません・・・・」ですので、「できません。」とのこと・・・・・
昨日言えよ・・・・・イラッと来きます。
その2 朝食にて・・・・・
バイキングが毎朝の朝食だったもので、数日すると流石に飽きてきますよね。
そこで、バイキング上に並んでいる、麺のトッピングを変えてもらうように、コックに頼みました。(トッピングを変えると言っても、無いものをおねだりしているわけではなく、有るものをお願いした簡単なことです・・・・私がワガママリクエストしているわけではないのでご理解の程を!!!)
そうすると、「この2種類が決まっているからどっちかしか作らない。どっちか選べ!私はこの2種類しか作らない!!(結構な上から目線でした)」と言われ・・・・・・・
イラッと来きます。
その3 玄関にて・・・・・
ニャチャンのこのホテルはとても大きく、島をまるっとリゾートホテルと遊園地、プールにしており、どこに行くにも島内バス(おっきなトゥクトゥクみたいなもんです)で移動しなければなりません。玄関にはコンシェルジュサービスがあり、先のはがきの件でお願いしていたところ、バスが行ってしまいました。バスのスケジュールは10分に一度。バスに乗る旨、事前に伝えていたのですが、我々だけをおいて行ってしまいました。
そこで、バス係のおにーさんに「さっき乗るって言ってたじゃん!!!」とすこしゴネたところ、「バスは10分に一度出発で、ここでお待ち下さい」と木で鼻をくくった対応。
そうすると、次のバスは既にスタンバイし、待っていました。
「雨も降っているので、そこで待っているバスに乗せてくれないか??」と聞いたところ「あのバスは10分後に出発です。10分後に来てください。」と更に木で鼻をくくる。
「いやいや・・・雨降ってるじゃん。中で待たせてよ!!子供いることだし・・・」
「Noノー。10分後にしか乗れません!!!!10分後に来てください。」
「バスに乗れなかったのはオタクのコンシェルジュの問題じゃねーか!!!」
「それは、私は知りません」
イラッと来きます。
ちょっと私も多少?わがままなお願いをしているかな??と思ったのですが、スタッフ3人が3人共いわゆる本当に「融通が利かない」のです。この観光地はロシア人がとても多いのですが、いろんなところでロシア人VSベトナム人ホテルマンのファイトが見受けられ、自分だけではないんだと、すこしホッとしたりもしました(笑)
毎日イライラしながら、リゾートホテルで過ごしていた中で、なぜ「あいつらはあーなんだ!!
プンプン!!」とおもっていたのですが、冷静に少し分析をしてみました。
そこで、思い出したのがトヨタの考え方、
「人を責めずにしくみを責める」でした。
この会社・・・・しくみが間違っていると気づいたのです。
トヨタでは「しくみに注目すれば、◯◯さんが悪い。☓☓さんが悪いではいつまでもミスは減らない」と考えています。
また、「自分が部下にやらせるべきことを徹底できていなかったから不良がでた。つまりやらせ方、しくみが悪いから不良がでた」とも考えています。
今回のこのニャチャンのリゾートホテルは正しくないしくみを運用し、顧客満足を最大優先するのではなく、自社にとって都合の良いルールをお客にゴリ押しするから、毎日イライラしたんだと、結論づけることができました。
従って彼ら3人は悪くなく、正しくないしくみを運用し、カイゼンしていかないこの会社が悪いんだと。むしろ、彼ら3人は従順に会社の間違ったルールを運用させられている被害者なんだとも思うことに繋がりました。
とは言いながらも、毎日毎日イライラしっぱなしでしたが、こうしてこの「Weekly 現場カイゼンブログ」のネタになったので決してマイナスではないのですが・・・
決められた仕事さえしていれば良いという考え方や習慣があるのでしょう。もしかしたら、国の体制による教育の問題なのかもしれませんね。
最後にチェックアウト後に、マネージャーらしき女性から「当ホテルのサービスはいかがでしたか??」と聞いてきちゃったので、ガッツリとこの3件の話と「顧客満足を優先しない、自社にとって都合いいルールを優先するしくみはいかがなものか?」と話(クレーム)をしてきました。
バスが3台も行ってしまい、家族が最も私にイライラしたのは、言うまでもありません。
それではまた、皆さまのお役に立ちそうな情報があったら配信させていただきます。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
PS: セミナーの事前予約お待ちしております。
一般社団法人 生産、物流現場カイゼン研究会
門脇 圭
==== この定期カイゼン通信の目的 ========
この定期カイゼン通信は、生産現場、物流現場で孤軍奮闘されている方へ、また、日本で中国のオペレーションを管理している方へ少しでもお役に立てればと思い、発行させていただいております。我々は、生産現場、物流現場向けの業務カイゼンのためのシステムを製造販売しておりますが、システム導入に限らず皆様のご苦労、問題を解決する事を第一の仕事としております。
コストカイゼンを含めた様々なカイゼン事例がたくさん蓄積されています。その事例を皆さんでシェアすることが、最短距離での解決方法ではないかと思い、ニュースレターを発行しています。お問合わせや、お聞きになりたいことがありましたら、このメールに直接返信して頂いて結構です。
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